児童医療費無償化について、日高市の松本えいじさんと政策意見交換しました。

江東区区議会議員立候補予定者、ファイナンシャルプランナーの谷口さとしです。

教育から江東区を変えていく

江東区立中高一貫校を創る

4月から統一地方選挙が始まります。

江東区は4月23日が投票日です。期日前投票は4月17日から22日まで出来るので、選挙日当日いけない人は、期日前投票制度を利用して投票へ行ってくださいね。

Twitterで日高市の松本えいじさん(ホーム - 松本えいじ/埼玉県日高市 (matsu-moto.jp))と政策について、ご質問を頂き、ご本人のご意見も頂戴したので、私からの返答をこちらでさせて頂こうと思います。

以下、やり取りの内容を転載します。

(ご質問内容)

すみません。江東区民ではないのですが。江東区は他の多くの自治体と同様に子ども医療費助成を行なっていて子どもの場合は自己負担なしで医療機関にかかれます。

一方で、子ども医療費を無償にするとゼロ価格効果が生じると指摘されています。

ゼロ価格効果を踏まえて、子ども医療費について少額でも自己負担制の導入を検討するお考えがあるのかないのかをお聞きしたいです。

子ども医療費の無償化は江東区だけではなく日高市を含む全国的な傾向ですので大変気になっております。

(谷口コメント)

コメントありがとうございます。

 区長への質問に入れる要望という認識であってますか?

 私の考えをお答えしますか? 両方?

 横断的に意見交換するのは、有権者に選挙への関心を持ってもらう為にとても有意義だと思っています。 お互い頑張りましょう!

(松本さんのご意見)

ご返信ありがとうございます。

はい、両方お願いできればと思います。

 私の考えではゼロ価格効果が生じるような無償化はモラルハザードにつながり、納税者に過度な負担がかかる懸念があるのでやめた方が良い(少額でも徴収する)と思っております。

以上のやり取りでした。

ここから私の意見を述べさせて頂こうと思います。

(谷口の見解)

ご指摘のように江東区では18歳まで医療費の無償化が行われています。

私自身の考えとしては、継続して無償化を実行していくべきだと考えております。

理由としては以下のものがあります。

1.小さい子どもは自分の症状を正確に伝えられない。その為、保護者が症状を判断するのはとても難しい。

2.保育園で怪我などをした場合、保育園では保護者に連絡した上ですぐに病院へ連れて行きます。

この時、お金がかかるから連れて行かないでと、保護者から言われた場合、病院へ連れて行く事ができません。

保育園にとってもとても重い責任を負わされることになります。

3.現在共働き家庭が多く、そもそも病院へ連れて行きたくても、頻繁に連れて行くことは現実的ではない。

これは実際に子育てをされている方はわかると思います。

4.年齢別の医療費を見ても、子供にかかっている医療費は、高齢者に比べて格段に少ないです。

また受診率においても、18歳以下で一番高い0~4歳ですら、60~64歳と同率、それ以外の年齢層はとても低い事が分かります。

制度を複雑にするよりも、シンプルに全員無償化にした方が効率的ではないでしょうか?

5.障害を持って生まれてきた場合、無償であれば親の負担を軽減できます。

資料をご覧頂いてもわかる通り、若年層の医療費は、全体に対してごくわずかであり、福祉として全員無料にすることは子育て支援策として合理的であると考えます。

これらを踏まえ、自治体毎に対応するのではなく、政府が18歳までの医療費無償化を行い、自治体格差を解消するべきだと考えています。

以上が谷口さとしの主張です。

どちらが絶対に正しいという事は無いと思います。

思考停止してしまい、考えない事がもっとも良くない事だと思います。

このように建設的な意見交換は大歓迎です。

松本えいじさん、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

疑問点やご質問はお気軽にどうぞ。

江東区区議会議員立候補予定者、ファイナンシャルプランナーの谷口さとしでした。

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