保育士さんの待遇を改善するために
江東区区議会議員立候補予定者、ファイナンシャルプランナーの谷口さとしです。
教育から江東区を変えていく
江東区立中高一貫校を創る
来月から統一地方選挙が始まりますね。
江東区は4月23日が投票日です。
ツイッターで以下のご質問を頂いたので、回答させて頂きます。
(ご質問)保育士の手取りが低すぎる問題についてどのようにお考えですか?低すぎるんですよ。プラス10万は手取りで上がらないと割に合わないと職場で話題になります。15でも良いくらいと言う人もいます。なぜ、保育士の給料上げる前に無償化にしちゃったのかが謎ですね。
私は、子育て教育環境政策で保育士・教師の労働環境の改善を上げています。
「保育士、教師の人員を増やし、働きやすい環境をつくります。また、クラブ活動、部活動の指導・監督に専門家を積極的に採用することで、保育士、教師の負担を軽減します。子ども達はより専門的な指導を受けられるようになります。」
保育士さんの待遇改善はとても重要で、すぐにでも取り組むべき課題だと思っています。
政府は育児中のリスキリングの推奨や、保育園の利用条件の緩和など、育児現場の実情を認識していない政策を発表しています。
保育士さんの待遇は賃金の問題だけではなく、肉体的負担、多忙によるストレスなどの、労働環境自体の改善をしなければいけません。
保育事業は自治体からの補助金が主な収入源となっているので、保育士さんの待遇改善のためには、保育事業への予算増額が必須です。
具体的には、予算の増額に加え、補助金の目的化をしたいと考えています。
- 法令で定められている、保育士の配置基準以上の保育士を確保するための補助金を創設する。
- 保育士の給与増額の為だけに使える補助金の創設する。
このように主たる補助金に加えて、保育士さんの待遇改善を目的とした補助金を創設することで、保育園を運営している組織としては、人員を増やすことが出来ますし、直接保育士さんの所得を増やす事が出来ます。
保育園の労働環境を改善する事は、通っている子ども達にとっても、より楽しい場所を創ることに繋がります。
息子が6年間保育園でお世話になり、その間保育園の先生方が親身になって、子ども達の保育に向き合って下さっていたのを見続けてきました。
その恩返しもしたいと思っています。
毎日一人一人の保育園での様子を教えてくれたので、息子がどのように保育園で過ごしていたのか知ることが出来ました。
子どもが成長していく過程で大事な事、お友達への思いやり、みんなで楽しく遊ぶ工夫、植物を育てることを通じて食育などについて学ぶ、子ども達がいつも楽しく保育園で過ごせるように、色んな遊び方の工夫。
とてもここには書ききれない先生たちの心遣いがありました。
一方で近所からの理不尽なクレーム対応をしたり、大したことのないケガでも管理責任だと責められる。
外へ遊びに行く時も、予め移動ルートを下見して安全確認。
子ども達がお昼寝している時は、先生たちの休憩時間ではないんです。その時間を使ってミーティング。
仕事中気が休まる時間が全くないと思います。
子ども達に大人気だった先生が、頑張りすぎてしまい体調を崩し退職したこともありました。
保護者の立場で保育園の現場を見続けてきたので、保育士さんのリアルなお話も聞きながら、保育士の先生たちの労働環境改善にも本気で取り組みます。
画像引用元:
茜先生@現役保育士(@akanesenseich)さん / Twitter
新たな疑問点が出てきたらお気軽にご質問頂ければと思います。
ファイナンシャルプランナーの谷口さとしでした。